ichigoさんの「小さな家で考える楽家事&省スペースなクローゼット動線」
2018/05/25コラム


暮らし上手な「ものごとブロガー」コラム。今回は「ぽかぽか日和」の ichigoさんの第2弾です。

前回はこだわりの詰まったキッチンをテーマに、二人でも動きやすいように通路を広くしたアイランドキッチンやスパイスニッチなどこだわりポイントを紹介していいただきました。リフォームを検討している方にとってとてもいいヒントになりましたね。

第2弾は「洗面所とクローゼット」をテーマにこだわりポイントを教えていただきます!


「配置」について考える


おうちの収納スペースについて考えるとき、その容量と同じぐらい大事なのが「配置」ですよね。
たとえ十分な収納スペースがあっても動線が悪ければデッドスペースになったり、物をしまうときの手間が増えたりします。

1回目のコラムでは我が家のキッチン動線についてご紹介しましたが、今回は洗面所とクローゼットの収納・動線について書いてみようと思います。



小さな家の小さな洗面所収納

20坪もない小さな我が家、当然洗面所のスペースも最低限で、少しでも広くするためにトイレと洗面所を分けることをやめたほどでした。そして建設途中で大工さんにお願いして追加してもらったのがこの洗濯機上の可動棚です。洗面所の収納スペースは洗面台下の収納とここだけです。

洗面所に下着を置いている方も多いかと思いますが、当然そんな余裕はありません。

洗面所やお風呂など水回りは1階、2階にはLDK、寝室などの個室は3階という小さな3階建てによくある間取りの場合、クローゼットはたいてい3階のそれぞれの部屋についています。

夕食後、リビングでくつろいだ後にお風呂に入ることをイメージしたとき、1度3階の寝室に下着とパジャマを取りにいってから1階まで下りることになるわけですが、それってかなり面倒ですよね。

そこで「クローゼット(服)は寝室」という前提を取り払い、大幅に狭くなるのを覚悟して1階の納戸部屋にクローゼットを増やすことにしました。

これが住んでみたら大正解だったんです!



1階クローゼットの効果3つ!



上の写真は玄関から見たクローゼットと洗面所の様子です。
ちょうどクローゼットの裏側がバスルームで、洗面所入り口手前に2階に上がる階段があります。


それでは暮らしてみてわかった1階にクローゼットを増設したメリット3つ。

1つ目はすでにお伝えした通り、お風呂前後の動線がスムーズなこと。

洗面所に下着を置くスペースはありませんが、すぐ近くにクローゼットがあるのでお風呂に入る前に下着やパジャマの用意を忘れても慌てずに済みます。

2つ目は洗濯ものを仕舞うのが楽なこと。

もし3階の寝室にクローゼットがあった場合、洗濯ものを仕舞うときにも3階の各部屋を回らないといけなかったわけですが、服を1階のクローゼットに集約できたことで、毎日使うバスタオルも服もすべて1階に下すだけでよくなりました。寝るとき以外ほとんど3階に上がることはなくなって、畳んだ洗濯ものは1階に降りるときについでに持って降ります。

3つ目はお出かけ前後の動線がスムーズになったこと。

玄関がある1階にクローゼットがあることで、お出かけ前の準備がとても楽になりました。
特に忙しい平日の朝に効果大です。

アクセサリー、ハンカチ・ティッシュなど、外に持ち出すものを全て集めておけば玄関で「あ、あれ忘れた!」となっても階段を駆け上がることはありません。

帰宅したときも、洗面所で手を洗い、服を着替えて2階に上がるまでの流れがスムーズです。余計なものをLDKに持ち込むのを減らすことができるので散らかり防止にもなっています。


家族全員分のクローゼットを1か所にまとめることができれば、各部屋の収納スペースを半分に減らしたり、本棚など奥行の浅いものに変えたりして省スペースも実現できます。
これから家を建てる方は、収納スペースは容量だけでなく、毎日の家族みんなの動きを設計図に書き込んでみたりして動線が短くなる配置にもこだわるとさらに便利になりますよ。

奥行があるクローゼット活用アイデア!通常のクローゼットにも使えます!



最後に、このクローゼットを増やしたときに大工さんにびっくりされた収納アイデアについてご紹介します。

このクローゼットを含め我が家の収納スペースはすべて奥行が押し入れサイズになっています。通常、クローゼットは奥行60cmほどが一般的ですが、建設中に急遽お願いして作ってもらったため出来上がったのは奥行85cmのかなり大きいクローゼットでした。

そこで、奥にもう1本ハンガーポールを設置してもらいました。大工さんにはびっくりされましたが、奥の壁から10cmほど離してもらうよう指定してつけてもらいました。ここには礼服や冬のコート、夏の浴衣など、普段着ないもの、オフシーズンのものにカバーをつけて掛けてあります。

ハンガーポールはホームセンターなどでパーツが売られていますし、クローゼット用の突っ張り棒でも代用できます。ハンガーにかけた服の幅は約50cmなので、奥行60cmの通常のクローゼットでも取り付け可能なアイデアです。


クローゼットは毎日の暮らしに欠かせない大事な収納スペース!
配置、使い方にこだわればこだわるほど毎日がラクに楽しくなりますよ。



by ichigo
大阪在住のアラフォー。2013年10月に3階建ての小さなおうち完成。居心地のいい暮らし目指してダンナと二人であ~だこ~だやってます。
ぽかぽか日和
ichigoさんのものごとページ


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